物流施設や工場にはタイヤ痕、もらいサビ、油汚れなどの汚れがあります。一見すると同じ洗剤や洗浄機で洗えば落ちると思われがちですが、実は汚れの落とし方や使用する洗浄液によって大きく違いがあるのです。
弊社は物流施設や工場において大面積の床面を短時間で強力な効果を得られる床洗浄を追求してきました。強力に付着したタイヤ痕やサビの除去を行い、使用する洗浄液や汚れ落としの際に使用する機械や装着するブラシおよびアタッチメントに手を加え、時には特注品のアタッチメントを制作して、短時間で的確かつ効率的に汚れ落としを実施してきました。

また洗浄液においても汚れの種類によって酸性とアルカリ性で分かれており、「洗浄液」の選定も強力な効果が得られる要素として必須となります。
弊社では特に強アルカリ電解水に着目し、独自にアルカリ電解水を生成するに至りました。これまでコンクリート洗浄に携わりノウハウを築いてきたからこそアルカリ電解水がいかにコンクリートとの相性や強力洗浄に優れているかを様々な洗浄液との比較から効果測定してきた結果、今回推奨するに至りました。

アルカリ電解水が通常の洗剤と違う点は、基本は水から生成されるものなので洗浄後の水ぶきも不要になるほどコンクリートの床面に無害で、かつその洗浄効果はタイヤ痕や油汚れを強力に落とせるPH8～12.5までと広く濃度を調整して洗浄可能なので洗浄のパフォーマンスを最大限まで発揮でき、通常の水ぶき洗浄でタイヤ痕消しや強力洗浄を行う場合は1日1,000㎡程度かかっていたのが、アルカリ電解水洗浄を行うと床面の程度にもよりますが2,000～5,000㎡の強力洗浄が可能になることも効果の違いと言えます。特に物流施設や大型工場の大面積コンクリート床面においてアルカリ電解水洗浄を推奨しています。もちろんコンクリート床面の汚れの種類によっては酸性を使用する場合もありますが、弊社が物流施設においてコンクリート床面の洗浄にアルカリ電解水を使用して行うことを推奨いたします。

高品質洗浄と効率を生む3要素

以上洗浄について述べましたが私が物流施設において高品質と効率を生むコンクリート洗浄方法は「洗浄機械」「洗浄ブラシ、アタッチメント」「洗浄水」の3つの要素が加わることでこれまで以上の洗浄効果が実際の現場で得られています。一例として昨年大型案件で30万㎡以上の床洗浄を行った際も通常工期の半分以下の期間で予想以上の美観で引き渡せたと担当者からのお声をいただきました。
このように適材適所にあった床洗浄を大面積である物流施設においては今後、必要不可欠な美装メンテナンスとして弊社としても今後さらに洗浄効果を追及していく所存です。