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モールテックスが高い!?高騰する内装仕上げ材に一石を投じる『エクストン』が登場

ロシアによる軍事侵攻に端を発するウクライナ情勢は、政治だけではなく経済にも大きな影を落としています。
あらゆる製造原価が高騰し、殆どの産業で値上げを余儀なくされています。 左官業界も多分に漏れず、特に人気の海外製品にとても顕著に表れています。

モールテックスは高い!?そしてこれからさらに値上がりする?

ここ数年、意匠性の高い仕上げ材として爆発的な人気を誇るモールテックス。
わずか2~3mmの厚さで塗られるモールテックスですが、コンクリートの5倍ほどの強度があると言われています。
店舗や個人宅の床や壁、キッチンカウンターなどの内装だけでなく、冷蔵庫、棚などあらゆる場所に施工できるのも魅力です。
モールテックスは材料費がモルタルなどに比べると高くなってしまうので、相場が10㎡程度で施工単価35,000円ほどになってしまうのがネックではありました。

それでもその意匠性の高さから根強い人気で、弊社でも多くの施工を請け負わせて頂きました。

ところが、昨今の社会情勢によりモールテックス製品の価格はここ数年で高騰の一途をたどっております。
今までの施工単価でお客様にご提供することは到底難しく、「内装はモールテックスにしたかったけれども予算上あきらめざるを得ない」というお客様がいらっしゃることも事実です。
価格が高騰しているのはモールテックスだけではなく、人気内装仕上げ材であるビールストーンも同様です。
どちらもベルギーのBAEL(ビール)社が製造・販売しており、商品価格を上げざるを得ない状況にも理解できます。
先行きが不透明な社会情勢で今後さらに製品価格が高騰することも考えられます。

そこで弊社が商材を仕入れる建材メーカーDXマテリアルさんは、内装仕上げを予算内で実現できるよう自社商品の開発に着手されました。
そうして1年ほどの歳月をかけて生まれたのが人造石研ぎ出しおよび、薄塗り内装仕上げ材『エクストン』なのです。

新しい仕上げ材エクストン

モルタルの無機質で美しい質感をより長く保てるように、美観および耐久性・強度に重点を置いた開発を行いエクストンは、これまでモールテックスやビールストーンを多く扱ってきた施工会社である弊社の目から見てもとてもハイクオリティです。

エクストンの特徴

エクストンはこれまでモルタルの難点とされていた ・乾燥収縮によるひび割れ ・色ムラ ・防水性 ・防塵 ・養生期間 等を見直し、通常のモルタルより遥かに高い強靭性を実現しました。

これにより美しい質感を継続的に維持することが可能となっております。
40ニュートン以上の高強度で全商品を揃え、あらゆる店舗の意匠にも合うモールテックスやビールストーンに全く引けを取らない高級感のある仕上げ材です。
厚さ2mmで塗布でき焼き物や役物にもぴったり合うためあらゆる用途で使用可能です。

エクストンの強みは美観と耐久性・強靭性だけではなく、比較的安価に施工できる点です。これまでのモールテックスやビールストーンなどの人気内装仕上げ材はメーカーが海外のためどうしても製造・輸送原価が高くついてしまいます。 その点、エクストンは日本製です。

材料を仕入れる費用が下がるため想定する施工単価としては15000円程度とモールテックスやビールストーンの3〜4割程度減額した予算で施工することが可能です。
予算の都合上、施工をあきらめていたというお客様にもご提案できるので弊社では積極的にエクストンをご提案していく予定です。 もちろんモールテックス、ビールストーンも素晴らしい商材なので引き続き取り扱っていきます。

日本発の仕上げ材が、日本の内装をもっと多彩にする!

DXマテリアルさんの商品開発は『国内でも強靭かつ意匠性の高い内装仕上げ材が作れる』ことを証明する大いなる挑戦です。
海外の人気な内装仕上げ材を否定するつもりは全くありませんが、国内で人気となる内装仕上げ材を生み出すことが出来れば価格的に安定させやすく、お客様に提供し続けることが可能になるため、施工会社としてはとても歓迎です。

エクストンのように国内の様々な会社が独自の観点から新たな商品を生み出すという流れが活発になれば、内装仕上げのみならず建設業の活性化にも繋がると思います。
フロアエージェントはエクストンの仕入れから、施工まで一貫して対応可能です。
ご興味がおありの方にはご説明に上がりますので、お気軽にご連絡ください。