東京都でコンクリート工事を手がけるフロアエージェントです。
コンクリート工事におけるお客様のお悩みに、ベストなソリューションを常に提供するために、フロアエージェントでは情報収集に力を入れております。
たとえば、コンクリートに関する企業が一堂に会する展示会「ワールドオブコンクリート」には、毎年訪問しています。コンクリート工事の最先端知ることで、ユーザーや市場のニーズを先読みして、新たなソリューションを提供する準備としています。
2019年は、アメリカのラスベガスにて開催されました。今回も、他社に先駆けた工法開発のヒントを得ることができました。
今年も手作業関連は減少の傾向
まだまだ日本のコンクリート工事は、業界全体の傾向としては技術進歩が遅いということを、ワールドオブコンクリートを訪れるたびに感じます。
現実問題として、ワールドオブコンクリートを毎年訪れるたびに、各社がアピールする商品や技術のポイントは様変わりしています。
例年の傾向として、コテなど手作業に関する製品は減少していっていると感じています。まだまだ日本のコンクリート工事では、「手作業崇拝」があるように感じます。しかし、手作業の製品が減る一方で、コンクリート工事の機械化に関する製品は、ますます増えていってることからわかるように、世界では機械化されたコンクリート工事のクオリティが認められているのです。
今回のワールドオブコンクリートを通じても、日本国内他社に先駆けたコンクリート工事の機械化というフロアエージェントの方向性は間違っていないのだと、確信を得ました。
騎乗式トロウェルはさらに重量化
特に印象に深かった製品が、「モンスター」という名前の騎乗式トロウェルです。
とてつもなく大きく、そして重たいのが「モンスター」の特徴です。大きさ故の、圧倒的な作業効率もさることながら、重たさ故の表面加圧効果で、表層組織が強固なコンクリートをつくることが期待できます。
日本では、フレッシュコンクリートのうえに重量物を載せることは好ましくないとされています。しかし、このことには、客観的な根拠はありません。一方で、現に、世界では「モンスター」のように重量級の騎乗式トロウェルの新製品が登場しています。
このことは、重量級の騎乗式トロウェルによるコンクリート工事がクオリティに問題がないことが、世界中のコンクリートの工事を通じて証明されているように思えます。
当社でも300キロ級の騎乗式トロウェルを使った工法をご提案していますが、まだ前例が少ないために、アウェイを感じながらの提案となっているのが現状です。しかし、お客様にとってのメリットがあるからこそ、試験施工などを通じた根気強い提案を行っています。
前例がないからこそ、弊社が国内の先進事例となり、日本のコンクリート工事業界に発展をもたらしていきたいと考えています。
コンクリート研磨市場はさらに成長中
フロアエージェントでは、近年、コンクリート研磨に力を入れており、スーパーアプレッシブ社の研磨機を導入しています。
そのご縁から、スーパーアプレッシブ社のCEOから「日本のコンクリート研磨市場について話を聞きたい」と言っていただけました。
スーパーアプレッシブ社のCEOが語ることには「世界の研磨市場は20%ずつ成長を続けている。コンクリート研磨は耐久性だけでなく、清潔感や美観という観点でも、世界で支持されている」とのこと。
弊社も全くもって同感です。特に、これからの物流倉庫ではAI化がすすみ、ロボットが自動走行するのが当たり前となっていきます。ロボットが凹凸によって故障するような事態を防ぐためにも、コンクリート研磨を行うことで、より平滑な床を実現することが求められると弊社は考えています。実際に、とあるロボットメーカーもレベルは3mm以下に抑えることを推奨しているようです。
今回も「省力化」と「工期削減」のヒントが多数
今回のワールドオブコンクリートでも、表に出ていない情報などを通じて、コンクリート工事を通じてお客様に貢献するためのヒントを多数得ることができました。
特に、フロアエージェントが機械化コンクリート工事によって取り組んでいる「省力化」と「工期削減」については、有用な情報がありました。これまでのやり方にこだわっていてはいけないと改めて感じさせられました。
このような前例のない提案は、かなりハードルが高いものとなることは承知のうえです。しかし、ハードルが高くてもお客様にとっての良き先進事例となることがわかっているからこそ、そのハードルを乗り越える甲斐があるというものです。
コラムをふくめて、ホームページでお伝えできているフロアエージェントの力は、ごくごくほんの一部です。コンクリート工事についての不満を、「業界の普通」として諦めないでください。弊社のもっている情報・技術・機械そして人材を総動員して、お客様の課題を解決させていただきます。