FAパワーレベラー

特徴

■工場、倉庫等のAGVやフォークリフトの素地仕上げに対応し、耐摩耗性、耐衝撃性の求められる床に最適
■レベル精度の求められる床
■塗床下地対応特徴用途
■素地仕上げ材として露出仕上げ可能※
■クラック注入・充填材として最適
■施工後3時間以上で歩行可能(20℃以上)
■素地仕上げとしてコンクリート色に極限まで近づけ経年に合せ馴染む配合を実現

用途

■工場、倉庫、駐車場、トラックバース、各種製造現場、駐輪場、店舗や施設、改修リペア現場等の耐荷重性、耐摩耗性、耐衝撃性の求められる床全般
※素地仕上げの際はシート養生推奨。

品番FAパワーレベラー
荷姿20kg/袋
配合割合粉体20kg
3.8~4.0L
可使時間30分
塗厚5~50mm
施工面積5mm厚約2.2㎡
10mm厚約1.1㎡

■セルフレベリング材としての性能

試験項目単位試験結果建築工事標準仕様書
JASS 15 M-103
フロー値22.519以上
曲げ強度材齢1日N/㎟5.64
材齢7日11.0
材齢28日11.1
圧縮強度材齢1日N/㎟24.5
材齢7日46.6
材齢28日52.620以上
凝結時間始発時間:分2:300:45以上
終結3:4520:00以内
下地接着強度材齢14日N/㎟2.560.7以上
表面接着強度材齢14日N/㎟1.250.5以上
長さ変化率材齢28日0.0010.12以下
衝撃異常なし割れ及びはがれのないこと
※上記データは、建築工事標準仕様書・同解説JASS 15 M-103(セルフレベリング材の品質基準)に規定する試験方法に従って測定した自社試験結果です。

施工方法 コンクリート下地に施工する場合

事前処理下地に付着したレイタンスや接着を阻害する異物を除去し、掃除機などで清掃してください。
クラック、取り合い、壁との境界部などの隙間は補修を行い、乾燥させます。
仕上レベルの墨出し、アタリの設置を1~2m間隔で行ってください。
プライマー塗布施工前日にFAシーラー原液をジョウロでたっぷりと散布し、ハケやブラシで下地にすり込み、余剰分をゴムレーキ等で取り除いてください。
木ゴテ押えや雨打たれ等の吸水の激しい下地は、FAシーラー原液を2回塗りしてください。
1回目が乾燥後、2回目を塗布し乾燥させます。
FAシーラーが完全に乾燥してから、FAパワーレベラーを施工してください。
FAパワーレベラー流し込み仕上げレベルを目標に流し込み、直ちにコテやトンボで均してください。
混練り後、長く放置すると硬化が始まり流動性が低下します。
流し込み、均し、打ち継ぎは15分以内に行ってください。
施工面積、厚みにより堰が必要になる場合があります。
各種仕上げ材施工FAパワーレベラーが十分に硬化乾燥したら仕上げ材を施工します。
塗り床など仕上げ材を施工しない場合(素地仕上げ)は、軽歩行が可能になったら速やかにシート養生してください。

下地別適用プライマー

FAシーラーは各種下地の吸水調整機能及び、下地への接着力増強性能を備えたアクリル系水性シーラーです。
FAパワーレベラーを施工する際のプライマーとして使用します。
※施工面積はコンクリート下地に原液1回塗布の場合( 使用量:200g/㎡ )

適応可能な塗り床材

塗布型塗り床材
■エポキシ系
■ウレタン系
■メタクリル系
■ポリエステル系
■ビニルエステル系
■アクリル系
■ポリマーセメント系
浸透型表面強化剤
■特殊シリカ系
■エポキシ樹脂系




養生時間の目安

※FAレベラーが乾燥していることを確認後、仕上げ材を施工してください。

項 目20℃以上10~20℃5~10℃5℃以下
軽歩行時間3~4時間4~5時間6~7時間施工不適当
張物施工8時間12時間18時間
塗り床施工24時間以降48時間以降
素地使用72時間以降

※セメント系材料のため、加水量や施工状況により、色の濃淡、ムラ、白華などが生じる場合もあります。ご了承ください。
※取扱いは関連法規に従い、適切に使用してください。また、製品の詳細・不明な点はお問い合わせください。
※このカタログに記載の商品は、予告なしに仕様や取扱いを変更する場合があります。
※モックアップ施工にて色味を確かめてからご使用ください。

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