~いつでもどこでもだれでもできる ひび割れを抑制するコンクリート均しロボット~
コンクリート工事業および左官工事業を営む、株式会社フロアエージェント(代表取締役:又吉雄二)は、コンクリート床均し工事において熟練工による均し作業を、ボタン一つで無人にて自動コンクリート均しが行えると同時に、ひび割れを軽減させる強力な締固めも担うロボット「リバイブロボ」(画像1)を開発した。また建設業の課題とされる省力化、生産性、品質向上を掲げると同時に、環境に配慮したリチウムイオンバッテリー搭載により脱ガソリン、脱炭素を取り入れた、業界初の無人コンクリート均しロボットとなる。(特願2021-005346)
ボタン1つで無人で自走!均しおよび締固めが可能
1,000㎡に対し従来工法では熟練工10~11人工かかっていた作業が、リバイブロボはリモコンで操作ができるため、6~7人工に収まり、省力化が見込める。最終的な目標値は1,000㎡5人工を目指している。タイヤ幅は鉄筋を痛めない2.1インチ、日本の建設現場を考慮したサイズで、重量は全体で126kg(組み立て式)と軽量のため持ち運びや楊重も容易、動力は充電式リチウムイオン式バッテリーのため(表1)閉め切った場所でも一酸化中毒の危険が無い。均しモードや締固めモード(画像2)搭載であらゆる建設現場に対応が可能。
コンクリート床の課題である「ひび割れ」を抑制
従来式タンパーに比べ、リバイブロボは3倍の加速度にて高周波振動が与えられるため、ひび割れ抑制につながる締固め効率が約3倍向上した(2021年5月エンジン式タンパーとリバイブロボ振動実験結果より)。タンパー部分はボードの中央および両端部全体で均一の振動を与えられることから、ひび割れの原因となるコンクリート中の不要な気泡や空隙を除去することができ(画像3)、密実でひび割れの発生しにくいコンクリート床を実現する。
脱炭素・脱エンジンで次世代への環境問題もクリア
当社では「より強固なコンクリート床を仕上げる」目的は変えることなく、脱炭素や脱エンジン式を追求することで、次世代の環境問題やSDGsに即した開発を更に加速していく。ゼネコンおよび元請けに向けてリース・レンタルを開始予定。
本件に関するお問い合わせ
株式会社フロアエージェント 広報担当:中川
TEL:03-6809-6031 FAX:03-6809-6032
Email:fa-office@floor-agent.co.jp
HP:https://www.fa-concrete.com/