昨今の働き方改革によって企業は、従業員の労働条件や環境の見直しを迫られていますが、それは工場に勤務する方にとっても例外ではありません。築年数が古くなってくると、工場の美観が損われ始めるだけではなく、従業員の健康面に悪影響を及ぼす場合もあるでしょう。
また、工場によっては衛生面の悪化が、商品への品質低下を招くことにも繋がりかねません。今回は、工場内の環境が商品に影響を及ぼしやすい食品工場についてメンテナンスの重要性を考えてみましょう。
食品工場の床洗浄の必要性
食品工場は工場の中でも特に汚れやすい環境下にあることが多いです。
例えば、砂糖や油を取り扱う場合、日常的な清掃業務だけでは追いつかず汚れが床や壁にこびりついてしまい、美観を損なうのはもちろん、床や壁の劣化を招きます。
また、衛生面も損なわれるため、商品の品質担保の観点からも定期的な洗浄メンテナンスを行われることをお勧めします。
食品工場の床を洗浄しないことによるリスク
安全面の管理
食品工場で砂糖や油、その他材料を洗浄せずにいると滑りやすくなり、転倒事故にも繋がる可能性があります。業者による洗浄を定期的に行うとともに、転倒防止のマットを引くなどの対処も必要です。
業務効率化
滑りやすかったり、ベタベタする床で業務効率は上がるでしょうか。
従業員は、転倒しないように気をつけて歩く必要があります。
また、工場内で使用する靴も汚れやすくなるため、こまめに洗う必要が出てくるなど、
コア業務以外の作業を増やすことにも繋がります。
衛生面のリスク
安全面だけでなく衛生面でも大きなリスクを抱えているといえます。油汚れなどがこびりついた床は不衛生ですし、食品加工の段階で不純物が混入する可能性も上がってしまいます。
従業員のモチベーション維持
劣化したり汚れた工場で働きたいという人はいないでしょう。
最近では物流倉庫などでも、カフェテリアつき、保育園つきの綺麗な倉庫も出てきてますが、工場でも働きやすい環境は求められています。
日常的な清掃だけで働きやすい環境を維持することは困難です。
定期的に業者に依頼して、従業員のモチベーションを維持することが必要です。
機械の力で食品工場のしつこい汚れも落とします!
弊社は機械を使ってしつこい汚れも洗浄もおとしていきます。
騎馬式トロウェル(写真左)は380kgの加圧で1分間に150回の回転でバフ洗浄を行なっていきます。人の手では落とすことができない頑固な油汚れも落とし切ってピカピカの状態にいたします。
通常の搭乗式スクラバーは20〜30kgの接地圧が多いので、いかに洗浄力が強力かお分かりいただけると思います。
食品工場の塗装も同時に検討しよう
メンテナンスをせずに時間が経っている場合は、洗浄だけでなく塗り床工事も併せてご検討されることをお勧めします。
弊社が取り扱う厚膜型エポキシ樹脂「ケミクリート」は食品工場の塗り床工事にぴったりです。