アンカー跡は躯体と同等以上の強度や耐久性能を有する補修材で補修する必要があります。例えばコンクリートの強度が25N(ニュートン)の場合、25N以上の強度を有する補修材であれば躯体壁や床スラブに補修しても問題はないと言えます。
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アンカー跡、アンカー穴の左官補修工事
床や壁に開けられたアンカー跡の穴埋め補修のことならフロアエージェントにお任せください。
アンカー跡はどのような材料で補修するのか?
▲コンクリート補修工事には高強度床補修材による施工が望ましい
▲FAカチオンフィニッシュは材齢28日後の圧縮強度は42.0N
弊社で推奨しているのがFAカチオンフィニッシュなどの躯体補修と仕上げが一体となった商品を推奨しています。こちらは、品質規格は10.0N(と定められているところ、40.0N以上の強度を有しているため普通コンクリートはもちろん高強度コンクリートにおいても施工可能な商品になります。
FAカチオンフィニッシュについて詳しくはこちらのページをご覧ください。
弊社フロアエージェントは、アンカー跡やアンカー穴の補修はもちろん、部分補修後の全面補修や表面強化剤工事も一貫してお引き受けいたします。お見積り依頼はお気軽にご連絡ください。
アンカー跡の施工
▲アンカー跡にゴミや塵を残さないよう清掃する
アンカー跡の補修方法は以下の通りです。
①アンカー跡を清掃する
アンカー跡の周りをブラシや掃除機などを使用してきれいに掃除します。アンカー跡を清潔にしておくことで、補修材がしっかりと密着しやすくなります。
▲刷毛等でしっかりとアンカー跡にプライマーを塗布する
②プライマーを塗布する
アンカー跡に専用のプライマー、FAシーラーを塗布します。
▲空気が入らないようFAカチオンフィニッシュをコテにて塗付ける
③補修材を塗付ける
アンカー跡に専用の補修材、FAカチオンフィニッシュを塗付けます。塗付ける際は、補修材を底面から塗付け、空気が入らないようにすることが重要です。
▲塗付け後、硬化するまでしっかりと待つ
④平らになるまで待つ
補修材を塗付けたら平らになるまで待ちます。補修剤の硬化に必要な時間は、商品によって異なります。硬化するまでしっかりと待つことで、アンカー跡が補修後も長期間持続するようになります。
▲研磨機やグラインダーにて補修後の床面を平滑にする
⑤仕上げを行う
補修剤が硬化した後は、仕上げ行う必要があります。仕上げには、研磨機やダイヤを装着したグラインダーなどを使用します。研磨作業が必要な理由は、補修剤の表面が平滑でツルツルに仕上がることで、床面に段差ができたり、歩行時に危険が生じるのを防止するためです。
▲自己流動性高強度床補修材FAカチオンハードによる全面補修
また、全面補修にて仕上げを行う場合もあります。
その場合は前面にFAシーラーを塗布した後、自己流動性高強度床補修材FAカチオンハードをコテにて全面に塗付けます。
FAカチオンハードについて詳しくはこちらのページをご覧ください。
▲トラックバースやハードな用途につかわれる床の補修も可能
アンカー跡が消え、全面補修により色分かれ等も気にならない床に蘇りました。高強度床補修材によりフォークリフト走行やトラックバースの補修も可能です。
以上がアンカー跡の補修方法になります。
アンカー跡の施工でお困りの場合は弊社フロアエージェントにご連絡ください。