FAカチオンフィニッシュは1.4mmの厚みから、床、壁、斜路などでも用いることが可能な材料で、特に雨打たれなどのコンクリート表面の補修に最適です。速乾性が高く、短時間で施工が完了できるので、工場の稼働していない夜間や土日の間の施工が可能です。
カチオンフィニッシュ
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カチオンはどのような場所で使われる材料なのか?
左官現場ではカチオンというワードは下地処理や下地補修などで全般的に使用されるワードですが、実際にどのような用途で使用されているのでしょうか?
そもそもカチオンとは下地の接着性を強固なものにする材料としても総称されるワードです。
カチオンとは建設現場で左官屋が下地材を塗る上で、強固な接着剤としても使われています。カチオンの特性により、各種下地に対し、素材を密着させて剥がれにくくし、耐久性を維持する効果を高めます。
カチオン系の材料で施工をお考えの方はフロアエージェントにおまかせください。
接着剤として使用されるカチオン
カチオンは耐摩耗性、防水性、防錆性にも優れている建材で、コンクリート構造物や、張物、塗り物の下地全般に使われています。
タイルの下地や石張りの下地、塗装の下地などにもよく使用されています。このように多様な用途においてカチオンは使用されているのです。
またカチオンは改修や補修工事の際にひび割れや凹凸を埋め、マンションやビルなど様々な建物の躯体を補修する事も可能です。また幅広い用途でダメージや劣化した部分を補修し、耐久性の維持に貢献します。
不陸の成形などを行う下地調整はとても大切で、塗料を塗った後の下地ムラや塗料の剥離などを抑制し、耐久性の向上にも大きな影響を与えます。
また工場や倉庫などの強固な床下地としても用いられるカチオンですが、昨今では下地と仕上げが一緒になったカチオン材料も販売されており、幅広い用途で使用可能です。
工場や倉庫などの床補修に最適なカチオン製品
FAカチオンフィニッシュとFAカチオンハードは高強度、色合わせ、薄塗りでの素地仕上げの3点を可能にした材料です。トラックの往来が激しい床にも薄塗りで補修が可能です。コンクリートの打ち継ぎの段差や脆弱部除去後の凹凸などの補修に適していて、施工した箇所が目立ちません。
FAカチオンハードは流動性があるため、2mmの厚さから施工可能なセルフレベリング材として、平坦平滑に仕上げることができる、屋外屋内問わず使用可能なレベリング材です。風などで施工の際に波立つことの無いように粘度をつけてあるため、扱いやすく、大面積の床でも短時間で仕上げることが可能です。
カチオンハード
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FAカチオンフィニッシュとFAカチオンハードの購入をご希望でしたらフロアエージェントまでご連絡ください。
カチオンで素地仕上げを行うメリット
FAカチオンフィニッシュとFAカチオンハードは素地で仕上げる場面によく使われる材料です。今まではカチオンを塗布後に、仕上げ材を上塗りして仕上げる事が一般的でしたが、FAカチオンフィニッシュやFAカチオンハードを使えば下地から仕上げまでの施工が可能なので、コストを抑えて仕上げる事ができます。
さらにFAカチオンフィニッシュとFAカチオンハードを使用することによって、工期の短縮をすることが可能です。カチオンの材料一つを変えるだけでこのような利点を生み出すため、材料を選定する際の判断材料の一つとして検討することをお勧めいたします。
下地補修、ひび割れ補修などの改修から新築工事までおこなっております。新築・改修工事をお考えでしたら是非フロアエージェントまでお電話ください。
カチオンは斜路など負荷のかかる場所でも対応は可能なのか?
カチオンは斜路などのスロープ等でも使用されています。
タイヤのスリップ防止のため溝に負荷がかかるので、摩耗や衝撃に耐えられる下地材料でないといけません。
そこで使用されるのがカチオン系の下地処理剤です。カチオンを用いることにより斜路を強固に仕上げることができます。下地に関する材料の選定や下地の施工をご検討の方は一度ご連絡ください。
弊社施工のカチオンを用いた補修工事の表面は、JIS規格の接着力試験ですべて0.7以上を超える結果となりました。高品質で耐久性のある補修工事でしたらフロアエージェントにおまかせください。
弊社は東京、千葉、神奈川、埼玉、茨城、栃木、群馬などの関東圏での工事を中心にお請けすることが可能ですので、耐衝撃性のある床の施工をお求めでしたらご連絡ください。
材料としてのカチオンはどのような物があるのでしょうか?
▲NSカチオンワン
▲カチオンタイト
カチオンの材料にはNSカチオンワンやカチオンタイトなどが流通しており、樹脂モルタル(一材化ポリマーセメントモルタル)の下地調整材として用いられています。
またレべモルカチオンもウレタン防水の下地などによく使用されている材料です。
カチオンを使った左官工事の施工
カチオン施工前の下地処理
▲雨打たれで脆弱になった床
▲研磨機で脆弱部を除去する様子
カチオンを塗布する前の段階として埃や油分及びレイタンスを除去していきます。研磨機で脆弱部を除去することにより接着効果を高めます。弊社では研磨から下地、仕上げまで一貫して施工をお請けすることが可能です。
カチオン施工の様子
カチオンは下地として強度や耐久性アップだけではなく、防水効果の高い建材としても重宝されています。
左官工事や床工事をお考えでしたら下地処理から丁寧に行うフロアエージェントにお電話ください。施工単価は各種内容や条件によって異なりますが、ご検討されたい方はご連絡ください。
お見積り
弊社にご連絡いただき、現場情報を頂ければ概算にてお見積りをご提出いたします。
※各種面積や用途、施工内容、施工条件などによって費用も増減しますので一度ご相談ください。
ご紹介したカチオン製品の一覧
カチオン製品はペースト状の物から水性のシーラーまで数多くありますが、今回は素地仕上げが可能なFAカチオンフィニッシュとFAカチオンハードをご紹介いたしました。
▲FAカチオンフィニッシュ
▲FAカチオンハード
基本的にカチオンは下地とタイルなどの素材と、仕上げ材を密着させる目的で使用する事が通常ですが、下地材や接着剤としてだけでなく、素地仕上げ可能な材料を用いることで作業工程が減り、施工の段取りを組む上で大きなメリットとなります。
ご紹介したFAカチオンフィニッシュとFAカチオンハードをご希望の方はフロアエージェントまでご連絡ください。