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コンクリート舗装工事
価格:打設のみ手間1,300円~/㎡(300㎡の場合)
コンクリート舗装工事は、その名の通り、道路をコンクリートで舗装することを指します。たわみに強く耐摩耗性に優れるという特徴があります。そのため、高速道路、臨港地帯など重車両が頻繁に通行する場所、トンネル内、急勾配の坂道などといった補修を頻繁に行う事が困難な場所に多く用いられます。
工法名 | 流しのべ工法 粗面仕上げ(刷毛引き仕上げ) 平坦仕上げ(金ゴテ仕上げ) 洗い出し仕上げ デザインコンクリート仕上げ 合成樹脂舗装仕上げ |
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料金 | 手間 25,000円~ 金ゴテ仕上げ 500円~ 金ゴテ1回押え/防水下押え 350円~ 金ゴテ均し 250円~ |
施工体制 | 300㎡として ・ポンプ車 1台、オペレーター 2名 ・打設工(土工) 4名 ・左官工 5名 |
施工可能面積 | 1㎡~1,000㎡以上も施工可能です。ご相談ください。 |
施工対応エリア | 関東一円 (東京、埼玉、千葉、神奈川、 栃木、茨城、群馬) ※エリア外のお客様もご相談ください。 |
詳細説明 | ※ポンプ車、土工、土間工(左官)込みの目安価格となります。条件・環境等により価格は異なりますので、お気軽にお見積りのご連絡をくださいませ。 |
主な用途
市街地道路、高速道路、山岳道路、トンネル内、坂路、構内通路、資材置き場、駐車場、歩道、交差点、横断歩道、自転車道、園路
料金表
例)対象:特定建設業者 面積:300㎡として
工法名 | ㎡単価 |
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手間 | 25,000円~ |
金ゴテ仕上げ | 500円~ |
金ゴテ1回押え/防水下押え | 350円~ |
金ゴテ均し | 250円~ |
木ゴテ押え(木ゴテ2回) | 350円~ |
木ゴテ均し | 250円~ |
刷毛引き仕上げ | 550円~ |
屋根勾配 | 600円~ |
手摺・パラペット・金ゴテ仕上げ | 400円~ |
手摺・パラペット・木ゴテ仕上げ | 350円~ |
手摺・パラペット均し | 250円~ |
実績表
物件名:JFE構内みなと通り 所在地:千葉県千葉市中央区川崎町付近 工事名:道路舗装コンクリート工事 仕様:刷毛引き仕上げ、金鏝仕上げ 総施工平米:2728 ㎡ ほうき目仕上 元請会社:前田道路株式会社 |
物件名:京急蒲田西口駅前再開発(土木) 所在地:東京都大田区蒲田 工事名:土木工事 仕様:金鏝仕上げ 総施工平米:250㎡ 元請会社:東急建設株式会社 |
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施工の流れ(手順)
コンクリート舗装工事
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型枠の設置
コンクリート打設時に型枠が動かないよう、しっかりと固定します。
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目地金網の設置
コンクリートの膨張、収縮、そり等をある程度自由に起こさせることにより応力を軽減し、ひび割れの発生を防止することが目的の継ぎ目として設置します。
横断方向には10m毎にダウエルバーという金属の棒を置いていきます。
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下層コンクリート打設
まずは、下層コンクリートをまんべんなく敷き均します。
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鉄網と縁部補強
敷きならしたコンクリートの上に、格子状の鉄網を重ねます。鉄筋を入れることで、自動車が乗っても壊れにくいよう、強度を高めます。また、フィニッシャによる縁部の補強をします。
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上層コンクリート打設
上層コンクリートを敷き均します。砕石等の強度の大きい良質な材料を用います。
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平坦仕上げ
レベラーまたは金ゴテで表面をキレイに仕上げます。コンクリート面はツルツルに。
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粗面仕上げ
刷毛を引くことで、滑り止め効果を発揮します。
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養生
一定期間養生します。
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目地入れ・完成
カッターで切れ目を入れ、弾力性に富んだ目地材を注入することで、コンクリートの膨張・収縮に対応し、強度・耐摩耗性・耐衝撃性を向上させます。目地を入れたら完成です。
施工条件
ご依頼内容により異なります。
施工環境
施工上の留意点(注意ポイント)
・打設後、生コンクリートが硬化する際に収縮するため多少のひび割れが発生します。また、温度差によっても多少の伸縮が発生するため、ひびが入ることがあります。この対策として、3mから5m程度に目地を入れます。
・強風による表面の乾燥収縮クラックの発生や、低温、凍結がコンクリート硬化時に悪影響を及ぼす可能性があります。
・交通荷重および降雨や日照など自然条件の作用に対する耐久性を確保することが必要です。
最後に一言
道路舗装では、「普通コンクリート舗装」が一般的で、大多数が20~30cmの版厚、5~10m間隔に目地を入れ、目地には鋼棒(ダウエルバー、タイバー)を入れて版と版とをつなぎます。その他に、横目地を入れる代わりに鉄筋を縦方向に配置することで走行性が向上する「連続鉄筋コンクリート舗装(CRCP)」、硬練りコンクリートをアスファルト舗装用のフィニッシャで敷き均し、振動ローラで転圧して締め固めるため施工方法が簡便・低コスト・早期交通開放が可能な「転圧コンクリート舗装(RCCP)」など、様々な種類があります。
私たちの生活において、比較的身近なアスファルト舗装に比べると、たわみに強く耐摩耗性に優れており、場合によっては50?60年も舗装し直さなくて済む例もあります。1960年代以降は、石油工業の急速な発展に伴い、アスファルトが安く大量に調達できるようになったことなどから、アスファルト舗装が支持されるようになりました。しかし、公共事業や舗装を取り巻く社会経済情勢が大きく変化したこと、アスファルトの原料となる原油価格の高騰や供給量確保の懸念から、舗装種別についての考え方も修正されてきました。
その結果、公共事業費の下、できるだけ長持ちし、ライフサイクルとしてのコスト削減の観点から、国土交通省道路局では、平成24年度より、耐久性の観点からコンクリート舗装の積極的活用を政策として打出しています。