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コンクリート刷毛引き補修・真空コンクリートリング補修
フロアエージェントではコンクリート刷毛引き補修や真空コンクリートのリング補修、またリングの欠けによる補修など、左官工事、土間工事、切削工事の技術と技能の融合によって実現した施工ノウハウによって、様々な用途で使用される床補修を倉庫業者様をはじめ、製造業者様、建設会社様など多数のお客様からご用命頂いております。
スロープ、刷毛引き、又は真空リングの打設時に急な雨に叩かれてしまったなどの問題があれば弊社までご連絡ださい。
多種多様な補修工事がある中で、雨打たれによる真空コンクリートのリング補修は材料の選定や施工事例が少ないため、通常の左官店にご依頼しても施工をお断りされるケースが多いと思われます。
- ▲補修前
- ▲補修後
弊社では真空コンクリートの打設からリング仕上げまで行う土間職人と、左官補修を担う熟練工も多いことからこの技術を習得するにあたり多くの研鑽を重ねてきました。リング補修は難易度が高い為、リング補修のみで補修を依頼されるケースも少なくないのです。
① フロアエージェントの5つの特徴
フロアエージェントの真空コンクリートリング補修、コンクリート刷毛引き補修の特徴は5つあります。
① 材料選定
スロープや、駐車場、倉庫、工場など、重量物を扱う用途の刷毛引きや真空コンクリート補修においては摩耗性、衝撃性、長期耐久性能が重要な要求品質としてあげられます。一般的に使用されている左官補修材では上記のような要求品質を満たすことができないため、各建材メーカーで適切な材料を選定して採用されていると思われます。
弊社ではこれまでの施工の中で得た実績と、各メーカー様や建設会社様のご協力のもと、モックアップの作成や試験施工を重ね、経過観察を経て採用されてきた材料等の検証から材料選定させて頂いているので安心してご採用頂けます。
② 下地研磨による切削技術
真空リングの雨打たれは写真のように大きな凹みや粗骨材が剥き出しになっており、また表面が脆弱になっているため健全層まで切削する必要があります。ダイヤモンド切削機械による下地研磨を行い、リングの表面を切削します。また刷毛目や粗骨材の露出部、溝などに対し、高圧洗浄機にて細部までレイタンスを除去することで下地と補修材の接着が強力になり、剥がれに強い床を形成します。
③ 欠損部への施工
欠損部厚付け塗り
専用プライマーを著しく欠損した欠けや凹み、又は粗骨材の露出している箇所などに擦り込ませます。その後既存の表面と同等のレベルまで厚みを付けて塗りつけます。
④ 平場部分への施工
下地の脆弱部及びレイタンス除去を行なった後、専用プライマーを細部にまで刷り込ませてから一定期間置き、材料を全面に塗りつけます。
⑤ 補修による刷毛引きデザイン
表面補修の刷毛引きのデザインは、刷毛目の統一、刷毛目の粗さなど、刷毛引き仕上げと言っても多種多様な目的があるので、表面の薄いものから粗い刷毛目まで有り、用途や摩耗の観点から事前にお打ち合わせを行い、刷毛目を統一し、補修による刷毛引きを行うことが重要と言えます。特に補修などの場合、生コンや生モルタルのように打設と同時に凝結のタイミングを見て引けるものではなく、塗りつけてからどのタイミングで引くのかがポイントになるので事前にモックアップや試験施工を行うことも多くあります。
・施工計画について
面積の大小関わらず補修による刷毛引き仕上げの場合、塗り返しが効かない為あらかじめ施工計画を立て慎重に行う必要があります。
例えば両側通行の場合、片側半分を通行止にして養生期間を取りながら順次進めていく計画が望ましいと言えますが、その場合どこで打ち継ぐか?などの範囲決めをしておく必要があります。細かなところまで決めておくことが施工をスムーズにするだけでなく仕上がりの品質も上がることから施工計画は必須と言えます。
・厚みについて
削り厚みと塗りつけの厚みを考慮する必要はありますが、耐久性能の優れた補修材料は2mm~5mmほどの塗り厚みで施工可能です。
・補修箇所と既存箇所に色について
補修箇所と既存箇所の色は、約一か月後には落ち着き、既存箇所に馴染んでいきます。
・完成
・施工範囲 (面積)と工期(施工期間)について
施工面積1000m²の場合、下地処理3日、塗りつけ3日、 養生及び予備日1日、合計7日間施工にて作業終了となります。
※ほとんどの場合速乾性の補修材を使用する為、養生期間は数時間~1日で終了する場合が多く、以前の施工と比較してもかなり短縮されています。
ぜひ一度、お気軽にお問合せください。