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金鏝仕上げとは
金鏝仕上げ(かなごてしあげ)とはコンクリートやモルタルの表面を鏝(コテ)で平滑に仕上げることを言います。また別の呼び方として金鏝押え(かなごておさえ)とも言われています。
金鏝仕上げの施工や業者をお探しであればフロアエージェントにご依頼ください。
金鏝仕上げの主な流れ
コンクリートを打設して床を平にすると、水分の渇きとともに表面が荒くなり、小さな不陸や凹凸が発生します。そこでコンクリートの渇きとともに木鏝(きごて)で不陸を取り除き不陸を修正して金鏝(かなごて)で表面を2~3回以上押さえると表面が平滑になります。
今ではコンクリートやモルタルを使用する現場のほとんどが金鏝仕上げを行っており、1番ベーシックで基本的な仕上げ方法と言って良いでしょう。
金鏝仕上げの種類
金鏝仕上げにも種類がいくつかありコンクリートの表面をどのようなグレードで仕上げるか?お客様の要求されるグレードによって鏝仕上げの種類も異なりますので下記からその事例と種類を見てみたいと思います。
金鏝仕上げ(手押え)
一般的に行われている金鏝仕上げは手押えと言われる工法で、昔から行われておりますが、コンクリートを打設してトロウェルをかけた後、最終仕上げの段階で土間職人や左官職人が床面を直接鏝で押さえつけて仕上げる工法です。
金鏝仕上げ(フレスノ仕上げ)
トロウェルの羽を回転させ、仕上げの頃合いにトロウェルの後方からフレスノ鏝を通りよく押さえて仕上げる工法です。
手押えに比べ作業負担が減り、手押えの要員も省け、省力化にもつながり、表面の粗面具合も滑りすぎず、荒すぎずといったちょうど良いバランスがフレスノ仕上げとなっており、今もっとも採用されている金鏝仕上げの施工法です。
金鏝仕上げ(鏡面モスキート仕上げ)
鏡面モスキート仕上げは金鏝仕上げの中でも、もっともグレードの高い仕上げになりコンクリート表面を平滑にするだけではなく表面をモスキートトロウェルで回転させて硬化組織を緻密に磨き上げていくことで、強固な表面を作り、鏡のような光沢仕上げに仕上げる事が可能です。
金鏝仕上げ(騎乗式鏡面仕上げ)
騎乗式トロウェルを用いて最終仕上げを騎乗式トロウェルで行う工法です。こちらは外国で多く採用されている工法ですが機械の重量と鏝仕上げの際の圧によって剥がれなどを起こす可能性があるとして使用を禁止される現場もあることから最終仕上げまで騎乗式で行う現場は少なくなっています。
金鏝仕上げが採用される主な用途
倉庫や工場、マンション、公共施設などコンクリート表面の美観を重視し平滑に仕上げたい場所に採用されています。
金鏝仕上げ単価
400円~600円程度/㎡(400㎡以上の場合)
※400㎡未満の場合は常傭になります。面積や施工条件により異なりますので検討される際は一度お見積もりをご依頼ください。