- HOME
- モールテックス施工の流れ
MORTEX(モールテックス) の施工例をご紹介いたします
厚さ1mmからどのような場所においても施工可能なモールテックスは、継ぎ目のないシームレスな仕上がりのデザイン性が高い材料で、カウンターやキッチン、冷蔵庫、水回りなどにおいても施工可能な優れた左官材です。弊社はお客様のご希望に沿った施工のご提案をさせていただき、モールテックスで仕上げを行っております。これから各種様々な施工例をご紹介していきます。
弊社施工事例(1)
飲食店のカウンターにモールテックスを施しました。お客様の要求品質から、空間全体の雰囲気をやわらかくしたいとのご要望により、モールテックスカラーチャートのナチュラルからホワイトストロングのサンプルをご提案し、クリーム系の配色が決定いたしました。写真のとおり、コーナーの丸みや照明のやわらかさがモールテックスの色とマッチしており、施工の途中からも全体を通して、とてもやわらかく感じられました。カウンターに限らず椅子やインテリア、照明の色に合う暖色系白色のバランスの取れた仕上がりになりました。モールテックスの施工業者をお探しの方は一度フロアエージェントまでご相談ください。
弊社施工事例(2)
モールテックスは防水性に優れているため、水気のあるキッチンでよく採用されています。コンクリートの質感を表現したいというご要望でしたので、モールテックスの上から研磨をかけてお客様の意図する質感を表現いたしました。厚さ1mm程度の薄塗りなので、エッジ部分や細部など、素材の輪郭を生かしたモダンな仕上がりになっています。
弊社施工事例(3)
ジュエリー店の改修工事をいたしました。モールテックスはほぼ全ての下地に塗ることが可能なので、木のカウンターにモールテックスを塗りコンクリート調に仕上げました。無機質でシンプルなカウンターは主張がなく、商品を引き立ててくれます。モールテックスは塗る素材を選ばず色も豊富なので、場の雰囲気を変えたい時などに最適です。
価格
1平米あたり20,000円~
大壁での施工では1平米あたりの費用が20,000円ほどですが、キッチンなどの細かい箇所は詳細を教えて頂ければお見積り、施工へと順次進めてまいります。色や模様がお決まりでしたら施工まですぐに対応可能です。色や模様に関してもご相談に応じますので弊社にご連絡ください。
施工対応エリア
弊社は東京、千葉、埼玉、神奈川、茨城、栃木、群馬の関東を中心に施工を行っておりますが、施工の規模や内容により大阪などの関西圏、北海道や九州など全国での施工も承っております。モールテックスを請け負っている業者は限られているため、業者をお探しでしたら弊社にご連絡ください。
モールテックス施工の流れ
ご連絡を頂いたら施工場所、施工内容、施工面積などの詳細をもとにお見積りを作成いたします。お見積りの条件が合いましたら、現地調査で施工箇所の確認をさせていただき施工日程を決めて工事に至ります。全国各地での施工も請け負っておりますが、関東以外では出張費用を頂いておりますので、ご了承ください。
モールテックス 用途(施工に適した場所)
モールテックスの施工に適した場所は、耐久性、防水性を必要とする場所や、継ぎ目を作りたくない場所、石のような存在感を持たせたい場所などです。実際の採用例では店舗のカウンターやテーブル、玄関、水回りなどがあります。モールテックスはコンクリートのような仕上がりになりますが、実際のコンクリートほどの厚みを必要とせずに、モールテックスを数ミリ程度塗り重ねれば完成です。
モールテックスのカラーバリエーション
- モールテックスは16色のカラーがそれぞれ4種類の濃度があるため、全64色からお選びいただけます。内装に合わせたカラーをご提案いたします。
施工期間
(例)
カウンター天板仕上げ……2日
内壁仕上げ(~30平米)……2日
材料の特徴
自由度の高い意匠性
高い自由度で、お客様の意図に応じたデザインができます。モールテックスの施工経験が豊富な職人が、モールテックスの色・模様・質感など詳細をカスタマイズいたします。意匠性が求められる壁面のほか、家具や什器も制作可能です。
防水性能や耐久性に優れた機能性
高い防水性能を持つモールテックスは、飲食カウンターや水場といった屋内で水と直接触れる場所のほか、水が流れる外壁にも使用されています。保護剤剤と組み合わせれば防汚性能を高めることが可能です。また、モールテックスの膜厚は約2~3㎜の薄膜ですが、とても強固なためひび割れや剥れが生じにくいため、床面にも使用できます。
ほぼ全ての下地に塗り重ねられる汎用性
モールテックスの優れた接着性能は、既存の下地と組み合わせる時に重宝されます。鉱物・金属・木材・織物・プラスチック・タイル・スタイロフォーム・メラミン・ビニールクロスなど、あらゆる下地に接着します。リフォームやリノベーションで、既存の壁面や床面の上に塗ることもできます。
モールテックスの施工工程
1.埃・油分・水分の除去や、破損や剥離した部分の補修、継ぎ目の充填など下地処理をします。
多様な下地に塗ることのできるモールテックスですが、木材など吸水性の場合、水分を十分に除去しないと施工後の変色が発生します。
2.下地に合わせてプライマーを塗布します。吸水性の下地では「レジデュール」、非吸水性の下地では「レジパクトG」、屋外の下地では「レジボックスW」など適切な使い分けがポイントです。
3.プライマーを乾燥させた後、「テクニカルレイヤー」という層を作ります。高い水準の強度や防水性能が必要な場合、テクニカルレイヤーを塗重ねます。
モールテックスの下層にあたるテクニカルレイヤーを平滑に塗ることが、表面を綺麗に仕上げるうえで重要です。コテムラなどが残らないように十分気をつけます。 高い水準の強度や防水性能が必要な場合、テクニカルレイヤーを2回塗ります。
4.テクニカルレイヤーが生乾きの状態で、「フレスコ塗り」という工程でモールテックスを擦り込むように塗重ねます。2層を合わせて、モールテックスの表面を形成します。
テクニカルレイヤーの乾き具合の見極めが大切です。フレスコ塗りが早すぎるとテクニカルレイヤーが剥がれてしまいます。遅すぎると、2層が綺麗に合わさりません。
5.乾燥後、モールテックスに強度が出たら、サンドペーパーで研磨してお客様のご要望どおりのデザインに仕上げます。
サンドペーパーの粗さ・動かし方・角度など、研磨の工程のコントロールで質感を調整します。
6.研磨によって生じた粉を除去し、白華予防のために表面を洗浄します。
水をかけると表面にヌメリが出るので、洗浄は数回行います。粗い質感に仕上げた場合、ヌメリを落とすため洗浄の工程が多くなります。
7.乾拭きをして表面の水気を取り除き、必要に応じて保護剤を塗ります。
保護剤は数種類あり、お客様の意図する色や質感に仕上げられます。