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フラットトラス工法 ブリッツスクリード
大面積コンクリート床のレベル精度および平滑さを実現
フラットトラス工法は、ブリッツスクリード均し機、騎乗式トロウェルを使用することで今まで手作業で行ってきた工程をオール機械化し、これまでにないコンクリート床精度の向上とひび割れ抑制を追求してきた当社だからできる次世代型のコンクリート工法です。
大面積のコンクリート床を仕上げたいが誰に依頼した方が良いかわからない方、ぜひ一読いただいてからご検討ください。不陸のない平滑な床を手に入れたい。整然とした環境で作業効率を上げたい。そのような事業オーナー様やゼネコン、設計会社の方は必見です。
【主な用途】
体育館、テニスコート、スケート場その他競技施設 、工場、倉庫、駐車場や自走ロボット走行通路等でレベル精度及び平滑さを求められる場所。
【施工の要領と3つの利点】利点①レベル精度の均一化
両端のレールにトラス型均し機を設置し振動を加えながら同一方向に向かって一定のスピードで定規摺りを行うことでこれまでになかったムラのない均しが可能になり、 均しによるヘコミや膨れがなく、図の通りトンボを通しても照明を当ててもレベルの良さや平滑さが目視でも確認できます。
- ▲照明を当ててもレベル精度の均一さや平滑さが確認できる
- ▲ムラのない均しが実現
在来工法ではトンボや定規の良し悪しでレベル精度にもバラつきが出ることもあることから、JASSにある通り3m以内±7mm以下で許容されるのが在来工法でした。 しかし昨今では自走床ロボットの走行する倉庫や工場、体育館や競技場などレベル精度±3mm以下いう厳しい要求性能を求められる用途があり、 弊社ではこれまで培ってきたレベル精度の技術を活かしながらブリッツスクリードの利点を最大限に活かすことで顧客のニーズや要求性能を理解し、 実践してきたことでこれまでのコンクリート均し工法にはなかったレベル精度の安定と均一化を図ることが可能になりました。
- ▲ブリッツスクリード均しでレベル精度の安定と均一化を図る
- ▲厳しいレベル精度が求められる場合に最適な工法
利点②ひび割れ抑制、耐衝撃性、耐摩耗性の向上
▲平面ダンパーを使用し初期振動を加える- 弊社にて本施工を行うに当たり、バイブレーター及び、平面ダンパーを併用し初期振動を加え、ブリーディングが発生してからトラス型ブリッツスクリードの振動を利用して再振動を加えることによりコンクリート中のエアや空隙を除去する事で、 コンクリート中の硬化組織を緻密にし、さらに表層及び表面の緻密化を図ることで、中性化の遅延効果や空隙の除去による耐摩耗性、耐衝撃性の向上など多くの品質改善が可能となります。
- コンクリート床は施工条件、施工環境、温度や湿度などの外的な要因も含めてひび割れや耐久性能に影響を及ぼす可能性は大きいのですが、 どのような環境や外的要因においても必ずといって良いほど改善策や利点を活かした施工方法があります。弊社では過去の事例とコンクリートの基本を忠実に遵守し、 その現場にあった工法をご提案しております。顧客の抱えるコンクリート床への課題を大きく改善するひび割れ抑制、耐久性向上のノウハウを日々駆使しています。
利点③品質を向上させるとともに省人化と作業軽減を図る
フラットトラス工法は技能工による定規摺りやトンボ作業、腰を曲げた手押えが不要になることも利点として挙げられる。 しかしそれだけではなく省人化によって機械化が活発になることでコンクートの締固め効果の向上や機械ゴテによる表面加圧を行うことにより耐摩耗性、 耐衝撃性が向上し、ひび割れ抑制効果などの品質が向上することが容易に可能なのです。
【在来工法】
【フラットトラス工法】
在来工法では人が硬いコンクリートをかっぱいでトンボや定規で摺り均し、表面を手押えで行うのが一般的でした。 これでは作業人員削減どころか増員を要求されたりコンクートのワーカビリティ(作業性)を改善したりと品質以外の検討項目が増えるのは経済的、 社会的背景からも不本意だと考えます。したがってこれら在来工法の課題を解決する工法がフラットトラス工法の利点なのです。ブリッツスクリードで均し、 トロウェル(機械ゴテ)で仕上げるというオール機械化による床仕上げのオートメーション化を図ることが 品質向上と省人化による次世代のコンクリート床において欠かせない工法になると弊社は考えています。もし本工法にご興味ございましたら弊社までご連絡ください。
施工単価
ブリッツスクリード均し及び仕上げ 550円/㎡~
※施工面積による単価の増減もあるので詳しくはお問い合わせください。
ブリッツスクリート再振動工法 600円/㎡~
コスト的な利点
在来工法では叶わなかったレベル精度や不陸なき平滑さ、ひび割れ抑制効果、耐摩耗性衝撃性の向上と利点の宝庫いえる工法が㎡500円台~600円台で実現できたら床にかかるコストは著しくダウンすると考えています。 なぜならばレベル精度を上げるためにこれまではコンクリート床の上面にセルフレベリング材や補修材を施したり研磨で高いところを削ったりと床仕上げ後の費用が重なり、 そこにひび割れ抑制による膨張剤やその他混和材、バイブレーターの土工要員の増員などを行うと費用は面積が大きくなるほど莫大なものになることから本工法の利点を活用すべきだと自信を持って強くお勧めいたします。
【要求性能】
▲レベル精度及び平滑さを求められる場所に適する- 3メートル以内±3㎜以下のレベル精度の確保コンクリート表面は鏡面仕上げとし、表面硬化組織の緻密化による平滑さを得るひび割れ抑制効果(主に沈降クラック抑制)
【レールやアングルの設置】
▲H鋼- ブリッツスクリードはレール又はアングルやH鋼など、ブリッツスクリードのトラスが精度よく一定方向に進行出来る環境が必要です。 またレールやアングル等のレベルが一致しないと床レベルもズレることになりますので留意が必要です。
【レール又はアングルの設置幅】
ブリッツスクリードを行う際のレール幅は通常で10m程度ですが、20mに延長することも可能です。 物流倉庫などの場合はどの程度までのレール幅が必要か事前に検討する必要があり、トラスを20m以上設置する際は施工前にたわみなどのテストを行ってから施工いたします。 ブリッツスクリードを採用する際はレールやアングルの幅によって施工面積や打設回数が変わるので、検討の際はお早めにご連絡頂きますようお願いいたします。
- ▲機械を平のところに置き調整を行う
- ▲レールの幅は20mに延長することも可能
- ▲機械の平坦度を保つため定期的に調整する